ご相談いただき誠にありがとうございます。
本記事は、『フローリングの耐用年数について?』というご相談にお答え致します。
目次
弊所回答
N様、ご相談いただきまして誠にありがとうございます。NEXT行政書士事務所の永井と申します。
ご相談いただきました『フローリングの耐用年数』にお答え致します。
フローリングの耐用年数については、国土交通省作成のガイドラインで“当該建物の耐用年数”が適用されるとしています。
当該建物の耐用年数が適用されるとは、建物の構造によって基準となる年数が変わってくるということです。
当該建物の耐用年数とは
当該建物の耐用年数とは、お住まいの建物の耐用年数が基準として適用されるということです。簡単にいうと、お住まいの建物の構造によって耐用年数が違ってくるということです。
たとえば、「木造であれば22年」「鉄筋コンクリートであれば47年」というように、建物の構造によって耐用年数は変化します。
各建物の耐用年数は以下のとおりになります。ご参考になさってください。
木造(住宅用)
耐用年数:22年
鉄骨鉄筋コンクリート、鉄筋コンクリート(住宅用)
耐用年数:47年
重量鉄骨造、鉄骨造(住宅用)
耐用年数:34年
軽量鉄骨造(住宅用)
耐用年数:19年
フローリングの耐用年数についての注意点
上記のとおり、フローリングの耐用年数は当該建物の耐用年数に準じます。しかし「フローリングの耐用年数を考慮しない場合もある」ということに注意が必要です。
フローリングの耐用年数を考慮しない場合とは
フローリングの耐用年数を考慮しない場合とは、フローリングの一部を補修する場合です。
したがって、上記“当該建物の耐用年数が適用される”というのは、フローリング全面を張替える場合に限り適用されるのであって、一部を補修する場合には耐用年数が考慮されない点に注意してください。