8755a86b9e067acb3590829a30e07802_s敷金返還で一番重要なのは「こちらの意思を貸主・不動産会社にしっかりと伝えること」というのは、なんども記事で書かせていただきました。

しかし、「直接面と向かって伝えるのが苦手な方」や「書面をどうやって作るのかが分からない方」も多いのではないでしょうか?

本記事では、『自分で内容証明郵便を作成したい方へ向けて、敷金返還請求・内容証明郵便のテンプレート』を公開致します。自分で内容証明郵便を作成したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ちなみに、直接面と向かっても伝えるのが得意な方も中にはいると思いますが、敷金返還請求する場合、証拠が残る内容証明郵便での送付をおススメします。

口が上手な方も、ぜひご利用してみてくださいね(笑)

内容証明郵便テンプレート1ページ目

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内容証明郵便テンプレート1ページ目は、通知日、貸主名・住所(不動産会社名・住所)、通知人名・住所、賃貸借内容等を記入していきます。では一つづつチェックすべきポイントみていきましょう。

チェックポイント①:通知日

チェックポイント①は“通知日”です。

通知日は実際に郵便局に内容証明郵便を提出する日を記入しましょう。

印刷時は空欄のまま、実際に郵便局に提出される日に手書きで記入しする方法でもよいと思います。

チェックポイント②:貸主名・住所(不動産会社名・住所)

チェックポイント②は“貸主名・住所(不動産会社名・住所)”です。

法律的には敷金を預かっているのは貸主になりますので、貸主宛で問題はありませんが、不動産会社宛に送付した方が有効な場合もあります。

詳しくは、弊所別記事『貸主?不動産会社?敷金返還請求の相手先はどっち?』をご参考ください。

チェックポイント③通知人名・住所

チェックポイント③は通知人名・住所です。

通知人名は原則賃貸借契約上の借主の方になり、住所は現住所になりますので注意してください。

また、通知人名の例外としては連帯保証人の方が考えられますが、その際は連帯保証人様名・現住所を記載してください。

チェックポイント④私、○○○○は~

私、○○○○は~の所は、チェックポイント③に記載した通知人名を記載してください。

チェックポイント⑤物件住所

チェックポイント⑤は物件住所になります。

この物件住所は、今回退去された物件の住所を記載します。またマンションやアパートにお住まいだった方は、マンション・アパート名及び号室まで記載します。

チェックポイント⑥賃貸条件

チェックポイント⑥は賃貸条件になります。

一般的な契約の場合には、賃料、管理費(共益費)、預託済み敷金を記入することが多いと思います。例外として、敷引き契約の場合は礼金、更新料等も記入ましょう。

チェックポイント⑦退去日

チェックポイント⑦は退去日になります。

退去日は、実際に部屋を引き渡した日を記入しましょう。

内容証明郵便テンプレート2ページ目

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内容証明郵便テンプレート2ページ目は特段変更する箇所はありませんが、部屋使用状況等によって個別に変更してください。

内容証明郵便テンプレート3ページ目

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内容証明郵便テンプレート3ページ目は、返還期限、返金先情報の記入をしていきます。

チェックポイント⑧返還期限

チェックポイント⑧は返還期限を記載します。

このテンプレートでは、「本書面到達後14日以内」になっていますが、契約内容によっては敷金返還期限が約定されている可能性があります。契約内容を確認してみましょう。

チェックポイント⑨返金先情報

チェックポイント⑨は返金先情報になります。

原則通知人名の指定口座を記入する形になります。

まとめ(注意点)

本日は内容証明郵便のテンプレート記入例をご説明しました。

専門家に内容証明郵便作成を依頼すると、多少のお金は掛かってしまいます。ご自身で作成できるのであれば費用的にもお得ですので、是非このテンプレートをご利用いただければと思います!!

ただし、テンプレートを使用される方は、下記点にご注意いただき使用していただければと思います。

注意点①内容証明郵便送付のルールを確認する

内容証明郵便を送付する際には、文字数、記名・押印、割印、持参枚数等のルールがあります。

実際に郵便局に送付される前に上記ルールを確認してください。

注意点②すべてに対応できるテンプレートはないということ

これはどんなテンプレートにも該当する事なのですが、テンプレートは出来るだけ多くの方の事例に対応できるようにしてあります。

「出来るだけ多くの方の事例に対応」というと聞こえは良いのですが、悪い言い方をすると「内容が薄くなってしまっている」ということです。

そもそも、敷金トラブルというのはお客様ごとに内容は別々です。敷金返還の可能性をあげるためには内容の濃い書面を作成した方がよいのは間違いないでしょう。(実際、弊所が作成させていただく場合では、最低でも5ページ、多い時で9ページにもおよぶ書面を作成させていただきます)

もちろん、このテンプレートでも、敷金返還に必要な内容は十分含まれておりますが、上記の点はご了承の上ご使用いただければ幸いです。