不当な原状回復費用を請求されたS・A様の成功事例【敷金返還請求】

ご依頼いただく前の状況

今回ご依頼いただきました S・A様は東京都にお住いの女性の方でした。 賃貸条件として、

  • 賃料:76,000円
  • 敷金:0円

に対して、貸主から、

  • クロス張替え費用:93,120円
  • ルームクリーニング費用:45,000円
  • エアコンクリーニング費用:12,000円
  • フローリング補修費用:45,000円

の請求を受けていらっしゃいました。

契約内容の確認

適正な原状回復費用を把握するためには契約内容の確認が重要です。S・A様から契約書を送付していただきました。

契約書には、

特約事項

  • 退去時、経年劣化・通常損耗、故意・過失善管注意義務違反に関わらず、賃借人は、ルームクリーニング費用45,000円及びエアコンクリーニング費用12,000円を負担するものとする。

との記載がありました。

特約事項が有効であるためには以下の要件が必要になってきます。

POINT

※特約事項ってなに? 詳しくはこちら:特約(原状回復特約・ハウスクリーニング特約

  1. 特約の必要性があり、かつ、暴利的でないなどの客観性、合理的理由が存在すること
  2. 賃借人が特約によって通常の原状回復義務を超えた修繕等の義務を負うことについて認識していること
  3. 賃借人が特約による義務負担の意思表示をしていること

上記要件を今回の契約内容に当てはめ検討した結果、本件特約は有効である可能性が高いことが分かりました。

居室使用状況の確認

次に、S・A様の居室使用状況を確認させていただきました。

使用状況をお伺いさせていただいた結果、下記のことがわかりました。

  • フローリング部分に、故意・過失・善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損の存在が認められるのこと
  • クロスに、故意・過失・善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損の存在が認められるのこと
  • 入居から8年経過しており、経過年数を考慮すること
POINT

※故意・過失・善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損ってなに? 詳しくはこちら:故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損とは?

※経過年数の考慮ってなに? 詳しくはこちら:経過年数とは?

上記内容を国土交通省のガイドラインの内容に当てはまると、今回S・A様が負担しなければならない項目は下記のとおりです。

POINT

※国土交通省のガイドラインってなに? 詳しくはこちら:国土交通省のガイドラインとは?

  • クロス張替え費用:1円
  • ルームクリーニング費用:45,000円
  • エアコンクリーニング費用:12,000円
  • フローリング補修費用:45,000円

適正な原状回復費用算出におけるポイント

今回の原状回復費用適正化における重要なポイントは下記のとおりです。

  1. 特約事項の有効・無効性の判断
  2. 適切な経過年数の考慮

結果

「特約の有効性」及び「経過年数の考慮」をかんがみ、適正な賃借人負担金額は10万2001円である旨を内容証明郵便で作成し、不動産会社宛に送付しました。

内容証明郵便送付後、不動産会社からS・A様へ「通知内容を承諾した」旨の連絡があり、S・A様にはとても喜んでいただきました。

お客様の声

S・A様からいただいた『お客様の声』をご紹介致します。

① 弊所のサービスは満足できましたか(下記からお選びください)
とても満足 満足 普通 少し不満 不満
② 上記ご質問で『とても満足』『満足』を選ばれた方のみ。どこに満足いただけましたか?
迅速に対応していただき、考えていたより大きな減額ができたのでとても満足しています。
③ 上記ご質問で『少し不満』『不満』を選ばれた方のみ。どこが不満でしたか?
④ NEXT行政書士事務所に一言お願い致します
不動産会社とのやりとりに困り果てていたので、今回お願いして無事解決てきたいので、安心しました。
いろいろと本当にありがとうございました。

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